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2013WS記録の記事

夏のワークショップ・プロジェクト2013 なつのかくれが

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「夏のワークショップ・プロジェクト2013 なつのかくれが」
日時:2013年(H25)7月20日(土)〜9月16日(月)
開催場所:広島市現代美術館ミュージアムスタジオ(広島市)
対象:夏休み中の子どもと保護者、一般の来館者

夏休みの子どもたちを主なターゲットとし、参加者の身体を介することで初めて成立する遊べる作品のみで展示を構成。人が内部に入り込むことのできるドーム状の布の作品、薄いナイロン布やスーパーのレジ袋などを利用した大小様々な大きさの円錐形のパラシュート作品、土壁の土や段ボールでできた不思議なコミュニケーションが体験できる作品などを展示。床にはパンチカーペットを敷き、靴を脱いだ状態で作品を体験してもらえる状態をつくる。

ねらい
山の頂上にある美術館の地下室に不思議な場所がある!子どもたちにそんな不思議な思い出・記憶をつくってもらえれば、と思ったのがきっかけである。美術館に親しんでもらい、いろんな展覧会を見に来てもらうきっかけにできれば、というねらいもあった。個人的には、自身の作品がそれまでの土壁を使った重たい作品から、布やビニールを使用した軽やかで機動性のある作品に移り変わっているという状況を客観的に観察し、確認するというねらいもあった。結果、"包まれるもの" "膜状の構造" "建築的" "身体性" "原初的" "内と外" "体験型"などが浮き彫りとなる。

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円錐のパラシュート L
ふくらませて頂点を摘んで上に投げ上げると数メートル上空に飛んだ後落下する
底に穴が空いていて子どもであれば6人ほど入れる


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日本のビニール・円錐のパラシュート
レジ袋やゴミ袋などのビニールを活用して制作したもの
何個かまとめて上に投げ上げると高く舞い上がり、一斉に開いてフワフワ落下する


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円錐のパラシュート M
ビニールの円錐よりも少し大きいもの


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star
寄り目にして穴を覗くと向こう側にいる2人の顔の半分ずつが合体する
5人で同時に覗く状態が理想だが、寄り目ができる人が5人集まることは稀である
視覚をずらすことで不思議な関係やコミュニケーションが生まれる


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bench
1998年に大学の卒業作品として制作したものを再制作
作品に頭を入れて座ると、壁に頭がすっぽりと覆われるので外からは誰がいるのかわからない
しかし、内部では土壁に囲われた心地良い空間で隣の人とお話などできる
大人用サイズの作品なので子どもでは成立せず


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groundwork
空気をいれるとドーム状に膨らみ、中に入れる布でできた作品
カーペットの膨らみがぽっこり大きくなったようなイメージ